お腹が大きくなるにつれて、「どんな姿勢で寝てもしっくりこない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」と感じていませんか。
妊娠中の寝苦しさは多くの方が経験する悩みで、決してあなただけではありません。
この記事では、妊娠中の寝姿勢としてよく取り入れられる「シムス位」と、クッションを組み合わせてラクに眠るためのコツをご紹介します。
クッションの使い方や選び方、そして全身をやさしく支えてくれる抱き枕まで、少しでも心地よく眠るためのヒントをお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事について
この記事は、累計30万個の抱き枕をお届けしてきたハグモッチ編集部が作成しています。妊娠中のお客様から寄せられた「シムス位がうまく続かない」「クッションの置き方がわからない」といったお悩みの声をもとに、快適な寝姿勢づくりのポイントをやさしく解説します。
監修:渡邉 健太(代表取締役)
クッションをいくつも並べるのが大変…という方へ
1つで全身を支える抱き枕を見てみるシムス位で眠るとき、クッションがあるとラクになる理由
「シムス位がいいと聞いたけれど、それだけではなんだか落ち着かない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、シムス位とクッションを組み合わせることで、なぜ眠りやすくなるのかを解説します。
シムス位は妊娠中の寝苦しさをやわらげやすい寝姿勢
シムス位とは、体の左側を下にして、横向きから少しうつ伏せ側に傾けた寝姿勢のことです。「半腹臥位(はんふくがい)」とも呼ばれます。
具体的には、次のような姿勢です。

- 体の左側を下にして横になる
- 下側(左)の腕は、体の後ろ側に軽く回す
- 上側(右)の脚は、股関節と膝を深く曲げて前に出す
- 下側(左)の脚は、軽く曲げる程度にとどめる
こうして体をやや前に傾けることで、お腹が下の敷布団側に預けられ、お腹への圧迫が減りやすくなります。妊娠中期から後期にかけて、産婦人科でも安楽な姿勢として案内されることがあります。
お腹が大きくなってくると、仰向けではお腹の重みが体にかかりやすく、息苦しさや不快感を覚える方が少なくありません。
その点、横向きを基本とするシムス位は、お腹の重さを分散しやすく、体がリラックスしやすい姿勢だといわれています。
ただし、感じ方には個人差があります。
「この姿勢でなければいけない」と思い込まず、無理のない範囲で自分が心地よいと感じる姿勢を見つけることが何より大切です。
妊娠中に抱き枕を使い始めるタイミングについては、妊婦さんはいつから抱き枕を使うべき?の記事でも詳しくご紹介しています。
クッションを使うことで、お腹や腰への負担をやわらげやすい
シムス位にクッションを取り入れると、より快適に眠りやすくなります。
クッションがお腹や脚をやさしく支えてくれることで、体の一部に負担が集中しにくくなるためです。
たとえば、お腹の下にクッションを添えると、お腹が宙に浮くような不安定さが減り、姿勢が安定しやすくなります。
お腹が安定すると、腰や股関節まわりに重さが集中しにくくなり、ラクに感じられることがあります(感じ方には個人差があります)。
まずは家にあるクッションで気軽に試してみるのもよい方法です。
「これだけでもずいぶん違う」と感じられるかもしれません。
寝返りや姿勢が安定し、眠りやすさにつながる
クッションがあると、寝返りのたびに姿勢を整えやすくなるのもうれしいポイントです。
姿勢がふらふらと崩れにくくなることで、途中で目が覚める回数が減ったと感じる方も少なくありません。
また、抱きつくものがそばにあるだけで、安心感を得られるという声も多く聞かれます。
妊娠中は体の変化に加えて、気持ちの面でも不安定になりやすい時期です。
だからこそ、触れることで安心できるものが枕元にある意味は小さくありません。
クッションは、妊娠中の睡眠環境を整える身近なアイテムのひとつとして、気軽に取り入れやすい存在といえるでしょう。
睡眠の質を高める工夫については、睡眠の質を上げる方法の記事もあわせてご覧ください。
編集部コメント
妊娠中のお客様から「夜中に何度も目が覚めていたのに、支えがあるだけでこんなに違うなんて」というお声をいただくことがよくあります。私たちも開発の過程で、「支える場所」よりも「体のすき間を埋めること」が快適さにつながると実感してきました。まずはお手持ちのクッションから、気軽に試してみてくださいね。
シムス位を快適にするクッションの使い方

「クッションを使うといいのはわかったけれど、どこに置けばいいの?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、シムス位を心地よく保つためのクッションの基本的な使い方を、部位ごとにご紹介します。
膝の間に挟んで骨盤や脚への負担を軽減する
まず試してほしいのが、膝の間にクッションを挟む使い方です。
横向きで眠ると上側の脚が下がり、骨盤や股関節にねじれが生じやすくなりますが、膝の間にクッションを挟むことでそのねじれをやわらげやすくなります。
さらに、太もも同士が直接重なって圧迫される感覚も軽減され、脚全体がラクに感じられることもあります。
クッションの厚みは、脚を無理なく支えられる程度が目安です。
高すぎても低すぎても違和感につながるため、実際に挟んでみて心地よい厚さを探してみてください。
お腹や背中を支えて無理のない姿勢を保つ
お腹の下にクッションを添えるのもおすすめの使い方です。
大きくなったお腹の重さを下から支えることで、お腹が引っ張られるような感覚がやわらぎやすくなります。
また、背中側にクッションを置くと、寝ている間に仰向けへ戻りにくくなり、シムス位の姿勢を保ちやすくなるのもメリットです。
複数のクッションを使う場合は「膝の間」「お腹の下」「背中側」の3か所を基本に配置してみるとよいでしょう。
ただし、正解の位置は人それぞれです。
お腹の大きさや体調によっても心地よさは変わっていきます。
少しずつ位置や高さを変えながら、自分がいちばん心地よいと感じるポジションに調整してみてください。
足元にもクッションを添えると、よりリラックスしやすい
余裕があれば、足首やふくらはぎの下に薄めのクッションを置いてみるのもよい方法です。
脚を少し高く保つことで、体の力が抜けてリラックスしやすくなる場合があります。
足元にクッションを置く効果については、足枕の効果の記事でも詳しく解説しています。
イメージとしては、体のすき間をクッションでやさしく埋めて、全身をふんわり支えるような感覚です。
支えが増えるほど姿勢が安定し、快適さも高まりやすくなります。
とはいえ、すべてを1度に取り入れる必要はありません。
試してみて心地よいと感じたものだけを続けるくらいの気持ちで、自分に合う方法を見つけていきましょう。
クッションをいくつも並べるのが大変…という方へ
1つで全身を支える抱き枕を見てみるシムス位に使うクッションの選び方
「どんなクッションを選べばいいのかわからない」という声もよくいただきます。
ここでは、シムス位に使うクッションを選ぶときにチェックしたいポイントを整理してご紹介します。
普通のクッションと抱き枕、それぞれの特徴
シムス位に使えるアイテムには、大きく分けて普通のクッションと抱き枕があります。
それぞれの特徴を知っておくと、自分に合うものを選びやすくなります。
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普通のクッション |
抱き枕 |
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手軽さ |
家にあるものですぐ試せる |
購入が必要な場合が多い |
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支えられる範囲 |
膝の間など一部分 |
頭から脚まで全身 |
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姿勢の保ちやすさ |
ずれやすいことも |
姿勢を保ちやすい |
普通のクッションは手軽に試せる一方、支えられる範囲が限られるため、複数用意したり夜中にずれてしまったりすることもあります。
抱き枕なら1つで頭から脚まで支えやすく、シムス位の姿勢もキープしやすいのが魅力です。
毎晩使うことを考えると、抱き枕のほうが快適に感じられるケースも多いでしょう。
体をやさしく支えられる大きさと形状を選ぶ
抱き枕を選ぶなら、全身をしっかり支えられるサイズかどうかを確認しましょう。
頭から脚までカバーできる大きさであれば、シムス位の姿勢を自然に保ちやすくなります。
また、体格に合っているかも大切なポイントです。
小柄な方が大きすぎるものを使うと扱いにくく、逆に小さすぎると支えが足りないと感じることがあります。
形状は、体のラインに沿いやすいカーブのあるものがおすすめです。
お腹や脚にフィットしやすく、長時間使っても体への負担になりにくいものを選んでみてください。
サイズや形状の選び方は、抱き枕の選び方の記事でさらに詳しくご紹介しています。
寝返りしやすさや洗いやすさもチェック
寝返りのしやすさも見逃せないポイントです。
柔らかすぎるクッションは体が沈み込みすぎてしまうことがあるため、適度な弾力があるもののほうが姿勢を変えやすい傾向にあります。
毎日肌に触れるものだからこそ、清潔さも大切にしたいところです。
カバーを外して洗えるタイプなら、汗をかきやすい妊娠中でも気持ちよく使い続けられます。
抱き枕のお手入れ方法は、抱き枕の洗い方の記事も参考にしてみてください。
さらに、中材がへたりにくいか、長く使える耐久性があるかも確認しておくと安心です。
妊娠中だけでなく産後も活躍するものを選べば、長い目で見て満足度の高い買い物になるでしょう。
編集部コメント
ハグモッチを開発する際、特にこだわったのが「へたっても終わりにしない」ことでした。妊娠中は体重や体型が日々変わっていくため、補充綿でふくらみを調整できる仕様にしています。「妊娠後期になって高さを足せたのが助かった」というお声をいただくたび、この設計にしてよかったと感じています。
シムス位をもっと快適にするならハグモッチ型抱き枕もおすすめ

「クッションをいくつも並べるのは大変」「もっと手軽に全身を支えたい」と感じている方もいるかもしれません。
そんな方にご提案したいのが、体を包み込むように支えるハグモッチ型の抱き枕です。
全身を支えやすく、シムス位の姿勢を保ちやすい
ハグモッチ型の抱き枕は、頭・腕・お腹・脚までを1つでまとめて支えやすい構造になっています。
体を囲むような形状のため、シムス位で横になったときも自然な姿勢を維持しやすいのが特徴です。
クッションを何個も用意して位置を調整する手間がなく、これ1つで全身のサポートが完結しやすいのは大きな魅力といえます。
また、夜中に寝返りを打っても抱き直しやすく、姿勢が崩れてもすぐに心地よいポジションへ戻りやすい点も、眠りの質を大切にしたい方にうれしいポイントです。
妊娠中だけでなく授乳やリラックスタイムにも活躍
ハグモッチ型抱き枕の魅力は、妊娠中だけで役目が終わらないことです。
出産後は授乳時に赤ちゃんを支えるサポートとして使ったり、背もたれにしてくつろいだりと、活躍の場面が続きます。
読書やテレビを見るときのリラックスタイムにも心地よく、パパが使ったりお子さまと一緒に寄りかかったりと、家族みんなで共有しやすいのも魅力のひとつです。
妊娠期から産後、そしてその先まで長く使えることを考えると、コストパフォーマンスの面でも満足しやすい寝具だといえるでしょう。
妊娠中の寝姿勢をサポートするハグモッチ型抱き枕
私たちがお届けしている抱き枕「ハグモッチ」は、全身を包み込むように支える設計で、シムス位のような横向き寝の姿勢づくりをやさしくサポートします。
中の綿は補充用が付属しており、へたりを感じたら自分でふっくら感を調整できるのが特徴です。
頭を乗せる部分の高さも好みに合わせて変えられるため、「枕が合わない」と感じやすい妊娠中でも、自分だけの心地よさを見つけやすくなっています。
カバーは取り外して洗えるので、汗ばむ季節も清潔に使い続けられます。
「シムス位をもっと快適にしたい」「妊娠中の眠りを少しでもラクにしたい」という方に多く選ばれていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
妊婦さん向けの抱き枕については、妊婦さんにおすすめの抱き枕の記事でも詳しくご紹介しています。
シムス位とクッションに関するよくある質問
シムス位やクッションについては、「これで合っているのかな」と不安になる場面も多いものです。
ここでは、よくいただく質問にお答えします。
シムス位は右向きでも大丈夫?
A. 右向きでも、ご自身がラクに眠れるのであれば問題ないとされることが多いです。
一般的に左向きが推奨されやすいのは、体の右側にある大きな血管への圧迫を避けやすいと考えられているためです。
ただし、体の状態や好みによっては右向きのほうが眠りやすい方もいらっしゃいます。
長時間同じ向きにこだわりすぎる必要はなく、心地よい姿勢を優先して大丈夫です。
もし不安がある場合は、健診の際に医師や助産師さんへ相談してみると安心できるでしょう。
シムス位で寝ると肩や腰が痛くなるときは?
A. まず、痛みが続く場合や強い場合は、自己判断せず、かかりつけの産婦人科や助産師さんにご相談ください。妊娠中の痛みには、寝姿勢以外の原因が隠れていることもあります。
そのうえで、寝具まわりでできる工夫としては、クッションの位置や高さの見直しが挙げられます。肩や腰に重さが集中している感覚があるときは、膝の間・お腹の下・背中側など、支えが足りないと感じる部分にクッションを足してみてください。体と寝具のすき間が埋まることで、一点に体重が集まりにくくなります。
腰の痛みと抱き枕の関係は、抱き枕と腰痛の記事でも詳しく解説しています。
抱き枕は出産後も使える?
A. はい、出産後もさまざまなシーンで活用できます。
授乳時に赤ちゃんを支えるクッションとして使ったり、ソファやベッドでくつろぐときの背もたれにしたりと、産後の暮らしにも自然になじみます。
妊娠中だけで役目を終えるのではなく、長く使える抱き枕を選んでおけば、買い替えの手間もかかりません。
家族みんなで使える寝具として、暮らしに寄り添い続けてくれるはずです。
編集部コメント
「妊娠中に買った抱き枕を、産後は授乳のときに、今では家族みんなで取り合っています」というレビューをいただくことがあり、私たちにとって何よりうれしい瞬間です。ハグモッチは90日間のお試し保証をご用意しているので、「体に合うか不安」という方も、ご自宅のベッドでじっくり試していただけます。
まとめ|自分に合ったクッションでシムス位をもっと心地よく
シムス位は、妊娠中の寝苦しさをやわらげやすい寝姿勢のひとつです。
そこにクッションをプラスすることで、お腹や腰への負担が分散しやすくなり、より安定した心地よい眠りにつながります。
膝の間やお腹の下、背中側など、まずは家にあるクッションで気軽に試してみてください。
そのうえで「もっと全身を支えたい」「クッションを並べるのが大変」と感じたら、1つで頭から脚まで支えやすいハグモッチを検討してみるのもおすすめです。
妊娠中の眠りは、赤ちゃんを迎える準備を進めながら、心と体を整える大切な時間です。
自分に合ったクッションや抱き枕を味方につけて、今夜から少しでも心地よく眠れますように。